Web Storageの使い方
- データの登録 localStorageとsessionStorageのいずれもwindow以下に同名のオブジェクトが用意されている。データの参照やデータの削除も同様である。
// localStorageへのデータの登録 window.localStorage.setItem('foo', 'bar'); // sessonStorageへのデータの登録 window.sessionStorage.setItem('foo', 'bar');
上記は、”foo”をキーに”bar”というデータを登録する例である。行頭の「window」は省略できる。またsetItem()メソッドを含む次のような3種類の記述ができる。
// localStorageへのデータの登録 localStorage.setItem('foo', 'bar'); // 配列のようにlocalStorageへデータを登録する localStorage['foo'] = 'bar'; // プロパティのようにlocalStorageへデータを登録する localStorage.foo = 'bar';
- データの参照 データの参照には、getItem()メソッドを使う。次のサンプルはすでに「foo」というキーに「bar」というデータが登録されているものとする。
// データの参照 localStorage.getItem('foo'); // "bar" // 配列のようにデータを参照する localStorage['foo']; // "bar" // プロパティのようにデータを参照する localStorage.foo; // "bar
指定したキーが存在しない場合、getItem()はnullを返し、そのほかはundefinedを返す。
- データの削除 データの削除は、個別のデータを削除する場合には、removeItem()メソッドを使用し、すべてのデータを削除する場合には、clear()メソッドを使う。
// データの削除 localStorage.removeItem('foo'); // すべてのデータを削除する localStorage.clear();
- データの一覧 登録されているデータの一覧を取得したい場合は、メソッドやプロパティを組み合わせる形となる。
// データ数でループを回す for ( var i = 0, len = localStorage.length; i < len; i++ ) { // キーを取得する var key = localStorage.key(i); // 取得したキーを利用してデータを参照する var value = localStorage.getItem(key); console.log(key, value); }
- API一覧 localStorage/sessionStorageのAPI一覧
メソッド・プロパティ 説明 setItem(key,value) keyに紐付くvalueを登録する getItem(key) keyに紐付くデータを取得する removeItem(key) keyに紐付くデータを削除する clear() すべてのデータを削除する length データの数を取得する key(n) n番目のキーを取得する