Web Storageとは、ブラウザ上に文字列データを保存することのできるクライアントストレージの1つである。これまでブラウザ上にデータを保存するためには、Cookieを利用していたが、Web Storageを利用すればより簡単にデータを保存することができる。 Web Storageには、保存されたデータがブラウザを閉じても残るlocalStorageと、ブラウザを閉じると消えてしまうsessionStorageの二種類の使い方ができる。
- localStorage ブラウザを閉じても保存される永続的なストレージである。同じサイトであれば、複数ウィンドウ間でも同一のデータを参照することができる。Cookieのように保存期間はなく、明示的に消去しない限り削除されない。
- seeeionStorage ブラウザを閉じると消えてしまう一時的なストレージである。同じサイト上でも、それぞれのウィンドウで独立したデータを持つ。
保存容量
Web Storageの保存容量はそれぞれのブラウザで制限が設けられている。
ブラウザ | 最大保存容量 | 備考 |
---|---|---|
Internet Explorer 9 | 4.9MB | – |
Firefox | 5.2MB | – |
Chrome | 2.6Mb | – |
Safari | 2.6Mb | – |
Opera | 1.9MB | 最大保存量を超えるとユーザに通知され、最大容量を拡張できる |