linear-gradient関数とはbackground-imageプロパティなど画像を扱うことのできるどのプロパティで線形グラデーションを指定する際に使用する。 線形グラデーションは、グラデーションラインとそのラインに沿って配置される複数の色を定義することで作成される。 linear-gradient()関数の書式は以下の通り。
linear-gradient(開始位置または角度, 開始色, 途中色, 終了色);
開始位置または角度を指定すると、グラデーションの方向を定義することができる。 開始位置は、toと組み合わせたキーワード(top、bottom、left、right)、角度は時計回りで0deg~359degの角度値で指定する。 開始位置と角度は省略可能で、その場合には初期値のtopになる。
グラデーションの開始色と終了色をカンマ( , )区切りで指定する。 さらにその中間に色を増やしてグラデーションの途中色を指定することも可能。 IE8ではサポートしていないため、PIE.htcを使用する必要がある。(但し、透明度を指定するrgbaはサポートされていない)
ソースコード
<style type="text/css"> p.sample1, p.sample2, p.sample3 { width: 500px; height: 120px; line-height: 200%; font-weight:bold; position: relative; behavior: url('http://exsample.com/HTML5/PIE.htc'); } p.sample1 { background:-webkit-linear-gradient(white, gray); background: linear-gradient(white, gray); } p.sample2 { background:-webkit-linear-gradient(to left, #ff0000, rgba(255,0,0,0)); background: linear-gradient(to left, #ff0000, rgba(255,0,0,0)); } p.sample3 { background:-webkit-linear-gradient(315deg, red, orange, yellow, green, blue, indigo, violet); background: linear-gradient(315deg, red, orange, yellow, green, blue, indigo, violet); } </style> 中略 <p class="sample1">線形グラデーションのサンプル1</p> <p class="sample2">線形グラデーションのサンプル2</p> <p class="sample3">線形グラデーションのサンプル3</p>
上記の表示サンプル
線形グラデーションのサンプル1
線形グラデーションのサンプル2
線形グラデーションのサンプル3